大型連休が終わり、東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方の被災地で、災害ボランティアが急激に減っている。
宮城県南三陸町。大型連休で全国からボランティアが駆けつけ、五月四日には約四百人が登録した。しかし五日から激減し、八日には約百人になった。避難所になっている小学校の再開に向けた、校内の片付けや掃除が追いつかない。町内の住宅のがれき撤去や泥掃除の人手も足りなくなった。
町災害ボランティアセンターの影山伸一さん(37)は「やっと、ボランティアの存在が町民に伝わってきたのに」と残念がる。
同県石巻市の石巻専修大学は、グラウンドをボランティアのテント村として開放してきた。四百近くあったテントも、今では二百足らずに。
同大に設置されている災害ボランティアセンターは連休で人が殺到することを予想し、八日までは新規の受け入れを中止していたが、九日から再び受け付けを始める。同センターの大槻英夫さん(61)は「継続的な協力をお願いしたい」と話している。
